つーりんぐるーとえでぃた

KaK2018-05-08



譜面ビューア(Score Viewer)に続く、Webベースのフリーサービス第2弾「ツーリングルート表示・編集ツール GPXEV(GPX Editor and Viewer」のβ版をリリースしました。まだ細かいバグは残っているけど、致命的なバグは潰したので、見切り発車のβリリースです。
https://askz.sakura.ne.jp/gpx_editor_and_viewer/ja.html



GPXEVの特徴は、以下の通りです。
1.あなたのお勧めツーリングルートをネットで公開できます。
2.Webベースなので、アプリをインストールする必要はありません。
3.Google Maps APIを利用しているため、使い慣れた環境で利用できます。
4.GPSロガーやYahooルートラボで作成したGPX形式(*)のルートデータを表示・編集できます。
(* GPXは、ルートを記述する国際規格であり、一般的なGPSツールに採用されています)
詳しい使い方は、前述のURLのページに記載していますが、少しだけ機能を紹介します。



GPXファイルを読み込むと、Googleマップ上にこんな感じでルートが表示されます。マーカは、「▽:出発地点」、「△:到着地点(目的地)」、「○:経由地点」、「◇:現在編集中のポイント」の4種類があります。各マーカの形状は、設定ダイアログで変更することができます。
お勧めの観光ポイントには、吹き出し型の画像リンクを張ることもできます。



GPXには、trk、rte、wptの三種類の記述方法がありますが、GPXEVは全ての形式をサポートしています。trkが複数記述されたデータにも、異なる形式が混在しているデータにも対応しています。



複数のルートデータ(複数のGPXファイル)をまとめて表示することもできます。例えば、2012年に私が走行した四国ツーリングのルートデータを読み込むと、こんな感じで表示されます。もちろん、走行した日付ごとに、ルートを色分けして表示することができます。表示色は、64種類のカラーパレットから選択できます。



新規にルートを作成するためのRoute Editモードもあります。お絵かきツール感覚でGoogleマップ上を連続クリックすることで、新しいルートを作成することができます。



経由地点にメタ情報を付加することもできます。緯度・経度だけではなく、標高、通過時刻、任意の名前、コメント、外部リンク(写真など)などの情報を編集できます。また、トラック単位のメタ情報(名称やコメントなど)やGPXファイル全体のメタ情報(作者、著作権、作成日時など)も編集することができます。



GPXEVは、入力された値をリアルタイムでチェックしています。例えば、間違って標高データにアルファベットを入力したら、赤色に変わるため、すぐにミスに気が付くことができます。



前述で紹介した観光ポイントの写真の外部リンクも張ることができます。ツーリング中に撮影した写真を貼り付けてツーリング記録としてルートを保存することも可能です。



読み込んだGPXファイルに標高データ(ele)が記述されている場合は、標高グラフを表示することができます。もし、標高データが記述されていない場合でも、GPXEVがGoogleサーバから標高データを取得して描画することができます。もちろん、Googleサーバから取得した標高データはGPXファイルに保存できます。



Googleマップをより簡単に操作するためのコマンドも用意しました。ルート全体を表示する(画面サイズにフィットさせる)Full Viewコマンド、起点・終点への移動、さらにマップ上の任意の場所とズーム率を記録してボタンひとつで移動できるMap Controlコマンドもあります。



GPXEVのインターフェースは、全て英文で記載していますが、コントロール(ボタンや入力フィールドなど)の上にマウスカーソルを重ねると各国語でツールチップ(説明文)が表示されます。GPXEVは、使用しているブラウザの言語を自動判定して、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語ポルトガル語、ロシア語、韓国語、中国語(繁体)の9ヶ国語でツールチップを表示します(と言っても、日英以外は自動翻訳ですが)。



設定ダイアログで各種設定をカスタマイズすることができます。Googleマップ上に表示するルートの線の太さ、透明度、色、各マーカの形状、サムネイル(画像)のサイズ、GPXファイル読み込み・保存時のオプション、著作情報のデフォルト値、ツールチップの言語、等々。カスタマイズした設定は、Cookieに保存されます。



参考までに、私がこれまでに走行したロングツーリングのルートをGoogleマップ上に重ねて表示したら、こんな感じになりました。こうして俯瞰すると、まだまだ走ったことがない空白地帯が多いことが判ります。



GPXファイルのサンプルも用意したので、もし良かったら参考にしてください。
現在のバージョンはβ版のため、多少のバグはご容赦ください。バグレポは大歓迎です。


・GPXEVホームページ
 https://askz.sakura.ne.jp/gpx_editor_and_viewer/ja.html


・GPXデータのサンプル
 https://askz.sakura.ne.jp/gpx_editor_and_viewer/release_note/ja.html#example

プライバシー ポリシー

本ホームページは、Cookieを用いて自動広告(パーソナライズ広告)を配信しています。ユーザーは、広告設定により、この自動広告を無効化することができます。