取り急ぎ、Roland R-MIXを軽く使ってみた印象を。
1)予想以上にこいつは使える!!
このGUIは直感的に使えるので非常に便利。
2)耳コピのストレスがかなり解消される。
(耳コピ支援ツール的なポジション)
3)同じ素材を2トラックを使って同時再生して、
片方のトラックで耳コピで邪魔になる音域をゲイン、
もう片方でコピりたい場所を引っ張る方法がかなり使える。
(もちろん、うねりは発生するが個人的には気にならない)
4)TEMPOのフェーダは、選択しているトラック側にのみ有効。
つまり2トラック同時再生時には使えない。
→ これはなんとかして下さい! > Rolandさん
5)ロケート機能は、フリーソフトのHayaemonと大差ない。
6)マイナスワンはやっぱりそれなり・・・過度な期待は禁物。
だが、ギター練習で使う分にはこれでも十分。
→ エフェクタで補正すればもう少しマシになるかな?
→ 「音を消す」より「音を寄せる(定位を変える)」方が
ギター練習には向いてそうだ。
7)CPUパワーは思っていたほど消費しない。
Pentium Dual CPU 2.2GHzでプロセスが12〜20%、
全体でも25〜40%。Affinityで1コアに寄せると
CPU使用率が偏るのでマルチコアが有効か?
8)US-144mkII(オーディオインターフェース)の設定が
lowest latencyの状態でR-MIXとQUBASEを同時に使用すると
サンプリングでノイズが発生。highest latencyならOK。
lowest latencyでCPU使用率は、全体が65〜85%。
→ CPUをアップグレードしてもあまり効果がないかな?
とりあえず、オクで安いQuadコアを買って試してみるか?
今のところ4番と8番以外には大きな問題が見つかっていません。
頻繁に耳コピする自分には良い買い物でした。
ただ、やっぱりこれは一部のマニアックなユーザ向けで
一般のプレーヤには向かない商品だと思います。
価格も\15,800と決して安くはないので、購入を検討している方は、
まずは楽器屋の店頭デモを使ってみることをお勧めします。
なかなか面白い製品なので、後日あらためて、
もう少し深く掘り下げてみたいと思います。
(このブログではなく、ホームページの方にアップします。)