お〜ば〜ほ〜る

KaK2010-10-04



自分は面倒くさいことは後回しにする人なのですが、
いつまでも、このままではイカン。
と言うことで、意を決して機材をまとめてオーバーホールしました。
※これは日曜日にやったのですが、日記を書く余裕が無かったので、後書きです。



まずはベースから。
前の日記にも書いたとおり、ポッドの断線で音が出なくなっています。
これは楽勝。



近所のホームセンターでハンダごてを買ってきました。
(近所のローソン系100均には売っていませんでした。)
電子機器用の一番低音な20Wハンダごてを購入。


ハンダ付けって久しぶりだな。
前回はいつ使ったか記憶に無いくらい久しぶりです。
Nゲージやってた頃はよく使っていたんですけどね。



念のために、断線した場所以外も補強。
試し弾きでもOK。無事に修理完了しました。
ギターだけでなくベースも練習しなくては。



さて、今日のメイン、KS−32。
2年前のトラブル時と同様に、今回もベロシティの不良で、
軽く叩いても大きな音が出てしまうというありがちなトラブルです。



まずは、鍵盤部の取り出し。
こう見えてもKS-32は普通のシンセとは違いかなり重いです。



スプリングを外してから、全鍵盤を外します。
この時点で、掃除機を使って徹底的にほこりを除去します。
やっぱりほこりが不具合の原因になることが多いです。



まずは、固定したままウェイトのチェック。
う〜ん、やっぱり反応がおかしいところが何カ所かあります。
ウェイトが戻らないところも・・・。



高音部の38個は異常がなかったので、
低音部の38個のウェイトだけバラしました。
前回のオーバーホールで足が欠けたウェイト9個を
低音部に配置していたのですが、今回あらたに2個を発見。
これで計11個に・・・。
フェルトが取れたり外れかかったウェイトを全部巻き直します。



再びアームに通して掃除完了。
これで治ってくれると良いのですが・・・。



再び鍵盤を組み立て、電源を投入して試し弾き。
う〜ん、かなり良くなったけど、やっぱりまだ若干おかしい。
両脇の2つの鍵盤に比べると同じタッチで弾いても
音量に若干の差が出るところが何カ所かあります。
組み立てた状態で再度調整したけど良くならず。
これが限界かな・・・。



仕方がないので、今回はこれで妥協して修理完了とします。
やっぱり15年も使っていると限界ですね。
ピアノのようなアコースティック楽器なら修理でなんとでもなるんでしょうが、
電子機器だと接点側の不良はいかんともしがたいです。
既にメーカにも修理部品が残ってないし、やっぱり買い換えるしかないか。
RD-700NX欲しいけど、25万は・・・・・やっぱり高いよな。
う〜む・・・。



最後はギター。
これも前の日記に書きましたが、ボリュームのつまみが
接触不良で音が勝手に減衰することがあるので、
弦を変えるついでにチェックします。



実はピックガードを外すのは初めてなのですが、
全部のビスを外しても外れない・・・何故?
よく見るとこれ微妙にネック側に挟まっているんですね。
ネックかピックアップのどちらかを外せばスライドして
外せそうなので、ネック側を外してみました。



ピックガードを外すと・・・げっ、ほこりだらけ!!
なんでこんなところにほこりが??
そうかピックアップのわずかな隙間からほこりが入り込むのか。
これは意外でした。
再び掃除機で徹底的にほこりを除去。



綺麗になりました。
ネジも全部締め直して完了。



続いてフレットの状態チェック。
やっぱり部分的にかなり削れてるな。
ビブラートが・・・。



続いて弦の張り直し。
ちょうど良い機会なので 5ヶ月ぶりに010から009に戻してみます。
010に不満があるわけではないのですが、
試しに戻してもう一度違いを確認します。



試し弾きしてみました、が・・・。
う〜ん、たった 5ヶ月間だけどすっかり010に慣れてしまっていたことに気が付きました。


 弾きづらい!!


009ってこんなに柔かったっけ?
5ヶ月前までは、2年以上使っていた弦のはずなのに・・・。
テンションが少なすぎて、なんか上手く弾けません。
確かにタッピングや高い弦のカッティングは凄い弾きやすいのですが、
音が全然違いますね。なんと言うか・・・物足りない。
まさに一長一短です。


これでしばらく010を使っていたら、
次に009に戻ったときにまた違和感を感じるんだろうな。
慣れって恐ろしい・・・。


さすがにいっきにメンテナンスをすると疲れました。

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